怒られたら消すよのKOWA PROMINAR 8.5mm F2.8

書き出しが必ずご無沙汰ご容赦から始まるブログですみませんホントすみません。タイトルが弱気なのは、店頭でためし撮りした写真あとから見ててエントリ書きたくなっちゃって、まんま使ってるからなのです。キャンディッドフォトってことで見逃してくれよう!

さて、ようやく出たね、このブログで君のことを書いたのはふたつ前のエントリだね。もう1年前になるんだけれどさ。ぼくらは似た者同士だね(何を言っているんだお前は)。

IMG_0016-0.JPG

Webサイトの情報では分からなかった、巨大な樹脂製フードが付いてる素っ頓狂な外観にまずは笑いましたよ。これ、ガイドも何もないカブセ式で、妙に大きな手締め留ネジが付いてます。「本体に注力していたらフードのことを忘れていたが、たかが樹脂製フードをオプションで売るなどど忍びない。とりあえずだが機能するからこのくらいで許してくれ。不器用ですまん」といった感じか。ピントリングは過去の展示試作では試行錯誤があったみたいだけど、コンサバなローレットの金属製に。紙カタログに「シネ」の字は入ってないからこれでも良いんだろうけど、どうせならギアにしてくれれば。

いや鏡筒の仕上げは素晴らしい。見るからに肉の厚い逞しい削り出し感満々ながら、程良く艶の消えた黒々とした肌。プラやアルミ缶みたいな凡百の軽薄な今時レンズの及びもつかぬ堂々たる存在感。舶来のエッセンスを添えて小粋なコシナともまた少し違う垢抜けないデザインだが、それゆえ生真面目に太めで深々と彫られた指標、誇らしく刻印されたロゴマークと相まって、昭和のニッポン光学機器を思わせる!キューポラのある町で青春の葛藤を胸に秘めた処女童貞たちが、額に汗して黙々としかし決然として挽き、ブラストし、染め抜いているに違いない!

絞りリングにはちいさな円柱ボタンが付いてる。これを押しながらだと、F値指標の限界を超えて回せるようになる。そして180度回すと、なんと裏側にT3~のT値指標が刻印されている!ボタンを離すとT値の限界で止まるようになる。こっち側はクリックレスだ。賢い!直感的で実用的!

腰に提げてたGH4に付けさせてもらって撮ってみる。

IMG_0020-0.JPG

見よ!この如何なる暴龍をもひと呑みにする広大なパースペクティブを!これが軽便なれど充分な素子サイズを持つマイクロフォーサーズでISO200の1/100で切れるのだ!闇を斬り裂き文明領域を押し広げる興和の科学光学力!進め1億硝子玉!

IMG_0021.JPG

ピントリングのストロークがやたら長いのはちょっとガマンだ。ファインダーや液晶で見る限り、収差は全く感じられず開放でもなかなかシャープ。歪みなく直線はズバリと直線。さすが最新レンズだ、恐れ入る性能。

IMG_0019-0.JPG

蛍光灯に向けてもゴーストとか一切出ないぞ。ほんのりフレアは乗るけどむしろ好ましいんでないかい。あのフード要らないんじゃ……いやウソ。

IMG_0017-0.JPG

そしてこんなに寄れる。最短焦点距離20cmだって。魚眼歪みがないデカ鼻写真をマイクロフォーサーズで!

ほんの1年前は、マイクロフォーサーズは広角単焦点(特に超広角)に乏しいのがウィークポイントだったけど、ついにこいつが発売され、間もなくSLR Magicから10mm T2.1が、そして来年にはコシナ フォクトレンダー Nokton 10.5mm/F0.95なんて魅惑のレンズが待機している。ついにシステムカメラとして完成した感がある。なんだか過渡期の産物に思えたフォーマットだけど、末長く愛されていくのかもしれないね。

さあて、先立つものを稼ぐために仕事に戻るとするか。
ほんじゃね。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

4ヶ月ぶりのご無沙汰、仁太郎です。ああ色々なことがあったなあ。

さて久々に書こうと思ったのはOLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を入手した故ですよ。

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

マイクロフォーサーズのレンズはずいぶんとラインナップ豊かになりましたが、ライカ判換算50mmになる標準レンズは、パナソニックやコシナから出ていたものの、そちらへの遠慮か無印フォーサーズメインの建前上かオリンパスにはなかったんですね。このメーカーのカメラシステムとしてのマイクロフォーサーズは、このレンズが出てやっと始まったと言えましょう。こんど絞りリングにクリックキャンセルが付いた2型が出るコシナ フォクトレンダー Nokton 25mm/F0.95の描写も大好きなのですが、オリンパスの近代レンズらしい開放からシャープなのも捨て難いので行っちゃいましたよホレ。カラーバリエーションはシルバーとブラックが選べますが、最近筆記具代わりに使ってるE-PM2に似合うシルバーをチョイス。既に持ってたシルバーの45mm/F1.8とも揃うしね。

オリンパス製レンズはレンズフードが別売のことが多かったですが、このレンズは鏡筒と同じ仕上げの樹脂製フードが付いて来ます。それでも良いんだけど、使いが荒い私はすぐ傷だらけにしてみすぼらしくしちゃいそうなんで、46mm径フィルタスレッドに中国製のメタルフードを装着。この穴が空いてるデザインは、レンジファインダーのカメラでファインダー像を損なわないようにしたのが発祥なんだけど、その後ユーエヌが懐古趣味オシャレで同デザインのもの(37mm径)を作ったののコピーと思われます。フード対物側にもネジ切ってあって便利ですよこれ。黒塗装が弱くてその辺がもう既にポツポツ剥げてますがw

そしてマウント側を見てみると、45mm/F1.8と同様に生産国が記されていますが、45mmがMADE IN CHINAなのに25mmはJAPANです。オリンパスは既にデジカメの製造拠点を国内に持たないので、製造は社外なのかも知れませんが、自国産てのはちょっとアガるぞ。

F1.8とまあまあ大口径、とりあえず女子でも撮りたいし撮影会でも行ってみますか。以下例によって参考にならない作例は絞り開放JPEGで。

SAMPLE01

モデルは和地つかささん(@tsutam_)。アラいいですね。AFも速くて静かでスパッと決まるよ。まあ開放でもそんなにボケはしないけど。マイクロフォーサーズだしな。でも立体感あってシャープで良いよこれ。

SAMPLE02

モデルは小川まりなさん(@ogawamarina)。いやん可愛い。これは色ちょっと補正したのでオリジナルではありません。さっきのは正方形画角だから分からなかった周辺減光が少し出てるけど、味のうちで許容範囲。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

相変わらずカブに乗ってるけど、さすがに雨や雪に耐えかねてさいきん軽にも乗ってます。不人気車で安かったけど丸目が可愛いでしょ。横から見るとただのアルトだけどさ。ナンバーにモザイク入れたからこれもオリジナル画像じゃないです。でもボケの傾向は掴めるかな。ちょいと2線ボケのような気もするけど、映り込んでるビル窓のデザインのような気もする1葉で……本当に参考にならないじゃねえかこのページ!

さて性能の割になかなかに軽量コンパクトなこのレンズ、こちらもコンパクトなE-PM2によく似合います。お仕事の撮影ではより重くてデカくて選択肢の広いNoktonメインは変わらないでしょうが、ロケハンや日常にはこれすごく便利。FlashAir入れるとすぐTweetできて廃人仕様に。E-PM2はFlashAir対応を謳っている割に、Class6 8GBのは途切れ過ぎで使い物にならなかったけど、Class10 16GBのはちゃんと送れるようになったぞ。速度は内蔵Wi-Fiに敵わないけどこの汎用性は捨て難いのだ。

1959年に初めてつくられたオリンパス・ペンは、メモするように気軽に撮れるようにと開発者の故米谷美久氏が名付けられたと伝えられます。ほんとうに軽便なE-PM2とこのレンズの組み合わせは、その思想を現在の技術でより正鵠に体現するものだと思っております。

KOWAから待望のマイクロフォーサーズ超広角単焦点登場!

そしてまた半年のご無沙汰ご容赦、仁太郎です。
誰か読んでくれてるかしらこのブログ(笑)。

今度は父が亡くなって、4歳甥っ子は短い間に人の死を見過ぎじゃねーかなとちょっと不安になったり、いや生きる指針が出来たりするのかなと考えたりしてたのと、このサボり具合に相関はありません。

さてInterBEE、仕事溜めたりなんやかやで最終日の終わり際にギリ滑り込むダメっぷりでした。BlackmagicDesignのブースでけー。広い写真撮ってないや、てか持ってったカメラがテストしようと持ってった趣味用かつ変なのばっかでしたからね。某兄貴写っちゃってるスナップで雰囲気だけでも。以下写真はヤフオクで割安にお譲りいただいたCマウントSchneider Xenon 25mm/F1.4とE-PM2でお送りします。
BlackmagicDesign booth

ARRIのAMIRAたん現物初めて見た、これまた意外とでけえ、重い。実際担いでみた報道カメラマンさんによると印象は「カタい」。ううむこういう上等なカメラに対するボキャブラリーを持たぬ私には色々と分からぬ。

ARRI AMIRA

しかししかーし!最も私の心を捉えたのは、なんと星屋さん鳥屋さん御用達、オタク的にはいにしえのアナモフィックレンズで印象深いメーカー、ウェブサイトにもうアイソン彗星の写真載ってるぞのKOWAであった。

何の前触れもなくマイクロフォーサーズ用単焦点レンズ一挙6本を堂々ラインアップ!

KOWA Micro Four Thirds Primes
いずれもマニュアルフォーカスで8.5mm/F2.8、12mm/F1.8、16mm/F1.8、25mm/F1.8、35mm/F2.0、50mm/F2.0。全長7-8cmに重さ325-340gの扱い易いサイズ。

KOWA 16mm and 8.5mm

待望の超広角単焦点8.5mm/F2.8と手頃な広角16mm/F1.8は来年2月頃には発売できる準備が整っているとか。遂にマイクロフォーサーズ動画者が求めていた最後のピースが嵌まる!これだけではるばる幕張メッセまで足を運んだ甲斐があったってもんだ。てかInterBEE、規模的にビッグサイトでもできそうな気がするんですけど来ません?(笑)

あ、ちなみに「アナモフィックレンズは出さないんですか?」と聞いてみると「今のところ予定はありません。今回20人くらいに聞かれましたよ」ですって。意外といるな同好の士。Letusから出ちゃったし、SLR Magicも試作中だから商売的には難しいかも知れませんが、ズバッとシャープで作りの良いKOWAのアナモフィックレンズもまた見てみたいなあ。

ペンのように

5か月放置で、他に書くことありそうなもんですが物欲エントリであります。

20130514-175055.jpg

はい、オリンパスの新型PENです。スペック的にスゴいってタイプのカメラではありませんね。初号機出た当初と違い、ミラーレスの選択肢は広がりました。同じレトロ路線ならAPS-CでUIにも優れるX-E1など富士フイルムのカメラも魅力的です。

しかし、システムの可搬性ではマイクロフォーサーズっていいサイズですし、E-M5
の5軸手ブレ補正が惜しげもなく搭載されてるとかこのカメラもなかなかやるもんです。

20130514-175641.jpg

センサの刷新や1/8000秒シャッターなど見所はいろいろあるけど、このカメラ最大のトピックは、内蔵Wi-Fiの搭載でしょう。各社コンデジやソニーのNEXが既に載せてきていますが、やはり手軽さと画質のバランスが取れたマイクロフォーサーズでこそ真価を発揮すると思うんです。実はこのエントリも、GH3で撮った写真を内蔵Wi-Fiで送ってiPhoneで書いています。安定しててパナソニックのアプリも使いやすくて、もうEye-Fiには戻れないw

銀塩の元祖ペンは、メモをとるように気軽に使えるカメラという思いを込めて名づけられたそうです。ジョブズさんの電話がライフスタイルを変えてしまった21世紀に於いては、やはりペンもこれがあるべき形なんじゃないかな。

追記:
プレミアムモデルは木製グリップ付きです。なんかモデルガンみたいだね。

IMG_1256

全体に占めるグリップの割合が小さいので、あまり好みではない仕上がりですけど、白のは断然かわいいな。欲しい。

IMG_1255

GH2をブラッシュアップしてWi-fi内蔵したG6も出るし、ああだこうだ悩む楽しい日々が始まります。

Compact Anarmorphic High-speed Shooter in HD!

画像

ご無沙汰ご容赦!半年以上放置!祖母亡くなったからおめでとうは言わねえ。

しかし俺は生きてるぜ!今年もよろしく!

で、何よこのカメラ。

Z-Finderや変なレンズやゴテゴテ付けちゃってるけど、良く見ると芯はPanasonic デジタルカメラ ルミックス ブラック DMC-LX7-Kとゆー何の変哲もないコンデジ。Panasonic U.S.A.がブラックフライデーに$200のマージンやってて、日本で買うより安かったからB&Hで北米版をうっかりゲット。しかしこのコンデジ結構な優れものなんですよ。1/1.7inchと素子は小さめだけど、レンズはF1.4始まり。内蔵NDに各種マニュアル動画、そして720pの120fpsハイスピード撮影機能を装備。えっ?ハイスピード!?なんと甘美な響きよ!実はネオ一眼版DMC-FZ200-Kと並んで、民生機で720pハイスピードを積みカシオJVCニコンを置き去りにする、ハイスピード・ラヴァー驚愕のマッスィーンだったのですよ。

そして先に付いてる変なレンズ。これは最近凝ってるCentury Opticsのアナモフィックレンズです。シネマスコープ映画の理屈同様、左右を光学的に圧縮して撮影、上映時に展開することで、より幅広の「映画っぽい」映像が撮れるって寸法です。このレンズ自体元々は、テレビの画角が4:3から16:9に移行していった微妙な時期に、4:3でしか撮れない古いビデオカメラで16:9が撮れるようにしちゃろう、と作られたアクセサリーですが、その比率(水平方向1.33倍)で16:9を更に引き延ばしてやると、シネスコ映画の2.35:1に近い画角になるのですねえ。

Hotdog guy

左右はちょいと流れます。コイツTwitterで流れて来て気になってたんだ。秋葉原の住人か。

そんな過渡期の商品だから現行品じゃないんで、欲しい人はebayかヤフオクで探そう。傑作機DVX100用に作られた純正品AG-LA7200が汎用性高いらしいけど、なかなかのプレミア価格。金もないしraitankさんがブログで書いてたから借りて試させてもらおうと思ったら速攻売っぱらってるし(笑)。

逆に待つのも手かもね。金に糸目を付けない人は、アリ/ツァイスが商業映画用アナモを改めて商品化していますし、貧乏人にはSLR Magicが試作中との話。LGとDELLからシネスコモニタが発売されたし、今年はシネスコが来る!かも知れない!希望します。お願い。

さてまとめると冒頭に掲げたこの組み合わせ、シネスコで120fpsのハイスピードHD素材がアホほどコンパクトな機材で撮れちゃう!すげえ!俺たちゃ未来に生きてるぜ!下の作例の序盤、アヴェマリアが終わるあたりでドリドリしてるのがその素材。なかなか良くね?

3rongDemo-720p H.264 L2 from Jintarow Hattori on Vimeo.

爆発撮ろうぜ!犬の遊び回る様、気になるあの娘の仕草、メカの動きの解析カット、夢広がるね。今年もがんばっていくぜ!

ラジマグ。(再録)

MobileMeで公開してた記事消えちゃったけど、友人に読んでもらいたかったから2011年2月13日のエントリの再録です。

——–

DVDで『戦う翼』観ました。
『暁の出撃』も面白かったけど、ランカスターよりB-17の方が色気も凄みもあるねえ。機体の美しい曲面やシルエット、コクピットの体感や、精密な爆撃照準機に、忙しく.50口径の薬莢を吐き出す銃座と、すんごくフェティッシュに撮られてるし、これで機長がちょっとばかり気狂いでも笑顔の眩しい頼れる男マックイーンだ、そりゃ男の子は戦争したくもなっちゃうだろう。イカン映画ですな。
この映画のB-17がミレニアム・ファルコンの原形であろうことはすぐ思い当たりますが、きっとこの映画、宮崎駿監督もお好きなんでしょう。遥か高みを行く大編隊と飛行機雲は『紅の豚』の飛行機乗りの天国を、ラストのドーバー海峡の白い崖はそのものズバリ『名探偵ホームズ/ドーバーの白い崖』を思い出しました。
Large Maglette
さて本題。
数ヶ月前でしたか、私悩んでおりました。マイクロフォーサーズで動画を撮るのは楽しく、余程向かないネタでなければ今後もこれで行くぜと肚は決まっていたのですが、問題はレンズ交換なのです。好きな明るい単焦点をメインに使うなら、カットの画角に合わせてレンズをポンポン換えていく必要があります。お気に入りのPortaBraceのコンパクトなカメラバッグでも、撮影中いつも肩から提げているのは邪魔です。かと言ってそのためにアシスタントを使うほどでもありません。一眼レフ用のレンズポーチはライカ判のズームに合わせてデカいですし1本ずつ入れるものがほとんどですから、それとフィルタのポーチを別々に装備していくと、オオゴトになってマイクロフォーサーズの軽量コンパクトさから来る折角のフットワークをスポイルしてしまいます。
なんかエエモンないかなあ、と探していたら意外なところからソリューションが見つかりました。それが最初に掲げた画像のラージマグレットであります。マグレットのマグはMagazineのマグ、元々競技のときなどに拳銃の弾倉をぶっ込んでおくために、射撃家かつ写真家のイチロー・ナガタ氏によってデザインされたウエストポーチです。でも、それに限らず色んなことに使ってね、という感じで様々な収納スペースが設けられています。で、サイズが上の写真の通り、マイクロフォーサーズのレンズを2本突っ込むのに誂えたようなピッタリさなのですよ。

Front flap

フロントはベルクロでザバッと開いてマチも十分なポケットが現れるので、私はこんな感じでフィルタやブロアーを入れています。CokinのPシリーズ用ポーチから引っこ抜いたポケットとブロアーを並べて入れると丁度良いとか、俺のためにデザインしてくれたのかしらんと錯覚しちゃうぜ。

Back pocket

裏っ側(ウエストに面する方)にもポッケがありますので、フィルタホルダーから抜いたフタなんかも突っ込んでおけます。便利便利愉快愉快。

付属のディバイダーがレンズ保持にこれまたピッタリですし、生地も丈夫そうで安心。YKKの大振りなジッパーも安物と違って使い心地抜群です。 と云う訳で、毎日の愛用品となりました。レンズガチャガチャ換えながらNDズバズバ挿すぜ!ってマイクロフォーサーズ動画野郎には、絶対のおススメですよ!

________

実はなんとびっくり、デザイナーのイチローさん本人からコメント頂いたんだけど、そこまでは再現できないから略。白大砲用ポーチに甘んぜず、みんな工夫しよう!自作しちゃうのも楽しいかもね。

Cosina Voigtländer Nokton 17.5mm / F0.95

Nokton 17.5mm/F0.95 with GH2

仮面ライダーノクトン!RXッ!(そんな奴ァいねえ)

いや本当はスルーしようかどうしようか迷ってたんですよ。便利ズームに加え、いちおう単で広角、標準、望遠と揃ったから、ガマンできないこともない。しかし最近2ショット対話を撮る機会が多くなり、SLR Magic HyperPrime 12mm/F1.6では短過ぎ(しかもゆるゆる)、Nokton25mm/F0.95では長過ぎ、という局面が増えて来たのですね。しかも浪漫のF0.95。例によってLTVなんかだとアホかって暗いシチュエーションの取材が多いから、これは大きなアドバンテージになる。

そしてまた比較的レアなレンズだから、使ってみてしまったと思えばリセールバリューもそうそう下がらない。思い切って発売日にゲットしちゃいましたよ。(そのすぐ後、練馬区収納課 機動整理係なる剣呑な組織から区民税督促を知らされる運命は知る由もなかった)

12mm/F1.6, 25mm/F0.95, 17.5mm/F0.95左からSLR Magic HyperPrime 12mm/F1.6、Nokton 25mm/F0.95、Nokton 17.5mm/F0.95。

25mmと比べて一回り以上大きく逞しくなったのがお分かり頂けるでしょうか?あと並べてみると、17.5mmは非球面レンズ採用だから、口許に”ASPHERICAL”って赤字で書いてあるのが目立つね。

画角以外は良くも悪くも25mmと似たフィーリング。ピントリングはぬるりと快く、解放付近は緩く、絞ってくと段々シャープになるクラシカルな味。オーバーインフ気味なのは好き嫌いあるだろうけど、ボディも様々になって来てる訳で、無限遠出ないより万倍マシ。注目の絞りクリックを切る機構は、なんと切り替えリングを半周回すというめんどくさ仕様で、咄嗟の切り替えは無理そう。でもENG的に使ってると、この機構が役に立つこともあるので、これまた無いより嬉しい憎いあんちくしょう。あと25mmは絞ると光源が角張るけど、17.5mmはまるく写る。

さてGH2で実写してみる。クリックでJPEG元画像、いつものようにヘタクソの手持ちなので資料的価値はナッシング、目安としてご覧あれ。まずはこういう画角が欲しかったのね、な図。なんかKさん他顔写っちゃってるけど、公開前提の撮影だったし事後承諾テンキュ-でひとつ。

Party Snap

もちろん最短撮影距離15cmで超明るいから、薄暗い店内で料理撮るのにも好適。ただ、広角故寄るとそれなりにパース強調されるから、画面一杯に撮りたいなら25mmかな。皿まで入れたいならこっち。

Salad

んで良いなと思ったのがクルマ撮る時。以下はビデオからの切り出しだけど、クルマからそんなに離れずに撮れて、それでいてパースが付き過ぎずいい塩梅に撮れる。ギブリにセブリングって何撮って来たんだって?もう少ししたらLTVに上がるから興味ある人は待っててね。

Maserati Ghibli

Maserati Sebring

天気良くなかったけど、晴海埠頭でちょこちょこ撮ってみる。こっからはまたクリックで元画像ね。下の2枚は絞り解放F0.95、ISO160、シャッタースピード1/4000。換算35mmはいちおう広角だと感じる広さでありますね。等倍で見ると結構緩くて、周辺減光なんかも目立ちます。なあにビデオの解像度なら無問題、味のうち。

Harumi Passenger Terminal

Harumi Passenger Terminal

ちょうど停泊してた海自の練習艦で絞りを試す。いずれもISO160で、上からF0.95(シャッタースピード1/4000)、F2(1/1300)、F4(1/500)。周辺減光はF2まで絞れば気にならなくなるけど、それ以上絞ってっても25mmほどはカリカリにならない印象。

F0.95 example

F2 example

F4 example

まあ25mmが好き過ぎたからそう書いてはいるけど、ズームとか使いたくなくなる素晴らしいレンズであることに変わりはない。最後の一枚は、そこらのポールに仮託したけど三脚なしで、深夜チョイ前の真っ暗な江ノ島。F0.95の威力だねえ。

Enoshima at Night

そんな訳で、マイクロフォーサーズ用Nokton持ってない方は、まず25mm試すことをおススメするけど、17.5mmもきっと欲しくなっちゃう一本ですよ。
ほんじゃね。