2011年 10月 の記事

巴里のカメラ店

パリ滞在の最終日は、てくてく歩きながら実景を撮った。

ルーブル行くつもりがうっかり反対方面に歩いてしまいグラン・パレを撮ったり、市内至る所にあるレンタル自転車の前で面白イタリア人カメラマンが「かんたんに借りられますとかウソだ!チケット買ってアレしてコレしてってクソ面倒じゃねーか!」と毒づいてて笑ったり、コンコルド広場を二度通って細かい砂で真っ白になったりしてるうちに昼。ルーブルに着いて、噂通りガラスのピラミッドは作った奴空気読めてねえなあと感じつつ、日本でもおいしいパンを売ってるPAULが屋台出してたので、パン買って昼飯。

Paul's bread

ベンチの隣でらぶらぶちゅっちゅしてるカップルを呪いながら「こんだけ撮ったんだから、少しくらい趣味の時間取っても良いよね」とふと思う。

便利な世の中になったもので「パリ カメラ」と日本語でぐぐると、地下鉄のバスティーユ駅とシュマンベール駅の間あたり、ボーマルシェ通り沿いに中古カメラ店が並んでいる界隈があると、たくさんのページに書かれている。よーし、日本では高騰&払底してるアンジェニューのCマウントレンズでも拾って帰るか!

まずはルーブル付近で地下鉄の駅を探す。仏語は分かんないのでひたすら歩くが、なかなか駅にぶつからない。なんかエラソーなホテルがあったので、ホテルの人なら英語通じるかな?と黒人のドアマンのあんちゃんに「Do you speak English?」て聞いたら黙って胸のネームプレート指された。ユニオンジャックが付いてる。あんた英国紳士かよ、こりゃ失敬。

「地下鉄の駅どこ?」
「この裏」
「ありがと」

Bastille StationBastille

駅さえ見つかりゃ、パリの地下鉄(メトロ)はたいへんシステマティックで分かりやすいので、仏語分からなくてもアホでも目的地に着ける。速攻バスティーユ駅到着。ホテルでもらった地図を片手にボーマルシェ通りを目指す。

Bd Beaumarchais

つー訳でここがボーマルシェ通り(Boulevard Beaumarchais)。ちなみにおフランスでは「通り」には細いRue、でかい環状街路Boulevard、でかい放射状街路Avenueと3種類あります。日本みたいに碁盤の目じゃないから、地図がないとすぐ迷う。

ODEON

お、早速あったよカメラ屋さん。中古中心の割に洒落た店先だねえ、毎度お世話になってるFジヤカメラとはひと味違うぜ。品揃えは良いけど、きれいな中古が多いと云うことはお値段もよいのでスルー。

Violin shop

Motorcycle shop

Apple shop

この辺には楽器屋、バイク屋、Mac屋なんかも並んでる。お茶の水〜秋葉原みたいなもんかね。色々揃うし、華やか過ぎないし、パリに住むならこの辺が良いかのう。

Euro Photo

このお店は雑然とした品揃えで、ホコリかぶった小汚い個体も多く、掘り出し物の予感。店先だけじゃなくて店内にも在庫いっぱいありそうだったので、入ってみる。おお!このマットな銀色のステキ鏡筒はまさしくアンジェニュー!俺大歓喜。人気の25mm/F0.95とかでなく、スペック的にはどってこたない50mm/F1.8だが、安かったら路銀貸してくれた友人へのみやげにも良いしな!

「いくらいくらコレいくら?」
「325ユーロ」
「高っ」
「デジカメで使う人増えててねー、一時よりレアになっちゃったのよ」

日本と状況一緒じゃねーか!結局買わずじまい。
しかし噂に違わずこの辺はカメラ屋さんがいっぱいある。

Le Grand Format

↑大判屋。

Le Moyen Format

↑中判屋。

Leica

↑ライカ屋。

EPSON

↑エプソン屋……ってチャレンジャー過ぎないかw
覗いてみたら、スキャン/プリント関連製品のお店でした。なるほどそういう需要はあるか。

Medium Format Cameras

中判屋さんにはゼンザブロニカがそこそこ良い値段で売ってたりして、ちょっと誇らしくなっちゃったりする日本人小市民。

Cirque Photo

シュマンベール駅をうっかり通り過ぎて、サン・セバスチャン・フロワサール駅まで来ちゃったけど、まだカメラ屋さんあった。同系列だけど商品カテゴリごとに分けられたお店が軒を連ねてて、日本の大手カメラ店に似た雰囲気。ビデオ関連の品揃えがなかなかよろしい。

Steadicam for iPhone

しかしiPhone用ステディカムとか、店先に並べるほど売れるもんなのか?

Photo Beaumarchais

このお店もステキ。8mmの関連製品が充実してる。

8mm Products

カメラ、映写機、リール、スプライサー、入門書まで置いてるでよ。
さて、歩き疲れたから、カフェも充実してるバスティーユでコーヒーでも飲んで行こうかね。
ちなみに今回の写真はNokton 25mm/F0.95だけで撮ったよ(たしか)。
ほんじゃね。

Coffee

Paris Lenses

Madeleneボンソワール。なんの間違いか、仕事でリア充の街・パリにおります。

お題の一つ、パリコレに集うおしゃれさんのスナップを撮れというオーダーに、その辺疎い私がきちんとお応えできたかどうか、完パケるまでgkbrではあります。

しかしそれを撮りに集ってるカメコの面白さは私でもそこそこ分かる気がするので、旅先から更新してみちゃうよ!ヒマだからな!(←なら観光しろよ)

それがメインで撮ってたわけじゃないし、なんとなく写ってた動画からの切り出しも多いので、画像のクオリティについては広い心で見てね。

Overview

と云うわけでコンコルド広場、とあるショーの出入り口付近。セレブやモデルやその他のおしゃれさんが現れると、こんな感じにカメラマンだかエディターだかライターだか分かんない人たちが群がります。手にするカメラは人それぞれ。白い赤鉢巻を使うのがお作法とかそういうことはないようです。

5D2D700D700

しかしやはりキヤノン、ニコンが多いです。D3は見かけましたが、1D系は気づきませんでした。5D MarkII率が高かったことを思えば、ファッション系だけに撮像素子が大きいのが正義なんでしょうね。

XDCAMPalmcamShouldercam

ビデオの人はそもそも少ないし、持っててもパームトップカメラ。上右写真のような肩載せの人は少数派。脚みたいのは一脚ではなく、ウエストにアタッチするものに見えました。ロッドサポートはそのために付けてんのかな?XDCAMなんかにしても、日本に比べ装備がバラエティに富んでて面白いです。業界の社会文化的違いを反映してるのかも。

5D2 with Z-FinderOlympus PENSony Woman

一眼にZ-Finderの人もいくらかいたり。マイクロフォーサーズもちらほら見かけたけど、アジア人かつ日本人ではないっぽい人たちだったなあ。どこか流行ってる国があるのかしら。ドレスアップするからかPENが多くてパナ少ない。NEXも少なくて、Sonyの一眼に至っては使ってたのは右の姐御だけ。なんかよく分かんないけどカッコ良いぞ。

5D2 LadyCute Canon Girl645?

レディスのショーだからか撮る側も女性が多かった。特にズームじゃなくて明るい単焦点一本で勝負に出てる率は、女性の方が明らかに高し。しかし美しい娘さんが素敵なカメラ提げてるとキュンキュンしちゃうぜ。あ、肖像権的に問題があったら削除するから言ってね、って日本語で書いてもしょうがねえだろ卑怯者。この日の晩飯時にはショーの模様が印刷物になっててびっくりしたけど、このご時世に中判の人は趣味かしらん。

Olympus Girl

そんな中でも気になったのがこちらのお嬢さん。交換レンズをビニール袋に入れてる周到さから、コンコルド広場の白く細かい砂埃の厄介さを知り尽くした地元の人かとお見受けするが、ボディはキヤノンデジタルなのに、レンズは単焦点もズームも古いオリンパスという不思議な組み合わせ。なぜか聞いたら、はにかみながら液晶を見せて「陽射しが強いとこのレンズ、フレアがいい感じなの」って、ほ……惚れてまうやろ!

Cannon Guy

しかし最も衝撃的だったのはこのおっさんの大砲である。どういうシカケか知らないが、下のレンズに映るものが撮れるわけである。日本だったら捕まるぞ!ホテルのネット環境貧弱だからまだくわしく見られてないけど、貰った名刺にあったアドレスのサイトに機材の情報あるかなあ。ちなみにwww.ausphoto.net

しまった!おっさんの写真で終わりたくねぇ!ので、フジツボフードが可愛いでしょな私のバックアップカメラGH1と、それで撮ったホテルの窓からの眺めで締めるといたしましょう。Au revoir。

Panasonic DMC-GH1 with 14mm/F2.5

View from Hotel Madeleine Plaza