577×銀一×Steadicam
マンフロットの577を探していたんですよ。577ってスライディングプレートアダプター、要はカメラに付けるプレートと、三脚なんかに付ける受け部品の組み合わせで、脱着を簡単にするモノなんですけどね、のっかるカメラ側プレートは501PLって奴なんですけど、これが先の記事でも書いたけどAceのプレートと互換っぽいのですね。んで私KesslerのPocket Dollyを愛用しているのですが、577付けときゃカメラの載せ外し超ラクにならね?と。3RD EYE STUDiOSさんの記事と同じ発想ですな。
んで早速Yカメラ行ったら品切れ、メーカー切れで船便だから何ヶ月かかかるよ、とのこと。なんじゃそりゃー!と中野Fカメラ行くも同じ。なんでこんな地味な部品が売り切れまくってんだよ?なんかトレンドなのか?俺気付かぬうちにトレンディなのか?仕方なし色んなお店に電話しまくる。そうしたら銀一に1個だけ在庫ありましたよ。
「(でも銀一さんだろ……お高いんでしょう?)いくらですか?」
「××円です」
「(お、意外と安い)んじゃ送ってください!」
「あ、通販価格だと△△円なんですよ」
「あ、そうスか。店舗行きます」
銀一スタジオショップは、物流の関係か月島なんて変わった立地にある。この辺には倉庫改装したスタジオもあるから、名前もしっくりくる感じですな。仕事のついでにというには遠いけど、カブ110なら楽しいプチツーリングだぜ。以下記事にするつもりなかったので、写真がiPhoneでナニですがレッツゴー。
店を訪ねてまずは577ゲット。互換っぽいけど確認してなかったので、店頭でAce引っ張り出して試させてもらう。うん、ばっちり。ミッションコンプリート。しかし折角来たんだからウィンドウショッピングして行くぜ。
おお、良さげと評判を聞くFOSTEXの3chミキサー兼レコーダーがもう展示してある。しかもZ-Finder付きと言う物欲そそる仕様w
いやBeachTekのレポート書いてない言い訳じゃないですけど、どう考えてもこっちのが良いスよまるめさん。そりゃ価格差もあるけど、2chは足りないと思うこと多いし、単体できれいな音録れるに越したことないし、筐体もビューティフル、スイッチ類もしっかりした印象。
銀一といえば、最近はステディカムに力を入れている。そういえば今お仕事頂いてるKさんが「世界ふれあい街歩き」みたいなのやりたいって仰ってたな。そこでデモ機があったのでSteadicam Merlinを試させてもらう。
載ってるのは7Dだけど、コシナツァイスが付いてるあたりニクい。んで恥ずかしながらこの手のスタビライザーに触れるのは初めてなんですけど、難しい上にどえらく疲れるなこれ。店内ぐるぐるさせてもらったの数分か10分ほどだと思うけど、鍛えられ過ぎて右腕だけシャツが破れて世紀末救世主になるかと思ったぜ。
「でもMerlinだとベスト&アーム付ける人少ないですよ」
すいません虚弱で。動画野郎は肉体派多いのか。そしてMerlinはいま在庫払底してて、次に入ってくるのはMerlin2になりそう、とのこと。まあ慌てることはない。例によって懐具合も(ry
詳しい人がいたので気になってたことを聞いてみる。
「手ブレ補正付きのハンディカムとか載せると、効果のほどはどうなりますか?」
「切った方が良いです。動きが小さければある程度相乗効果も出ますが、やはりカメラ側が人間の腕の動きに合わせたプログラムになっているので、少し大きい動きになるとカクーンと妙な挙動になります。総合的には切っておいた方がスムースです」
おお。ずばりお答え頂きありがとうございます。で、買うたやめた音頭を踊る間もなく次に目に飛び込んで来たのがこれだ。
Steadicam Smoothee for GoPro。
これ元々iPhone用があってパリで見かけたけど、いつの間にかGoPro用出てたのね。早速試させて頂く……おお!フィーリング同じで、カメラもスタビライザーも軽い分、全然らくちんだぞ!
「これで慣れてステップアップするのもアリじゃないですか?」
セールストークも巧い!iPhoneじゃさすがになーと思ってたけど、GoProだったらWeb仕事くらいには使えちゃいそうじゃん。しかも安い!2万切り!でも最広角にしたらGoPro超広いからスタビライザーバレそうだし、音声どうすんのよって話もあるし、うっかり買いそうになったが少し考える!
いやしかし、なかなかの品揃えと親切かつ知識ある店員さん、写真も撮らせてくれたし、良いお店ですココ。円高の昨今、私も海外からポチることが多くなってるけど、試せてその場で買える実店舗のメリットってのはなくなることはありません。動画野郎の皆さん、まだなら一度は訪ねてみてね。