2012年 5月 の記事

Cosina Voigtländer Nokton 17.5mm / F0.95

Nokton 17.5mm/F0.95 with GH2

仮面ライダーノクトン!RXッ!(そんな奴ァいねえ)

いや本当はスルーしようかどうしようか迷ってたんですよ。便利ズームに加え、いちおう単で広角、標準、望遠と揃ったから、ガマンできないこともない。しかし最近2ショット対話を撮る機会が多くなり、SLR Magic HyperPrime 12mm/F1.6では短過ぎ(しかもゆるゆる)、Nokton25mm/F0.95では長過ぎ、という局面が増えて来たのですね。しかも浪漫のF0.95。例によってLTVなんかだとアホかって暗いシチュエーションの取材が多いから、これは大きなアドバンテージになる。

そしてまた比較的レアなレンズだから、使ってみてしまったと思えばリセールバリューもそうそう下がらない。思い切って発売日にゲットしちゃいましたよ。(そのすぐ後、練馬区収納課 機動整理係なる剣呑な組織から区民税督促を知らされる運命は知る由もなかった)

12mm/F1.6, 25mm/F0.95, 17.5mm/F0.95左からSLR Magic HyperPrime 12mm/F1.6、Nokton 25mm/F0.95、Nokton 17.5mm/F0.95。

25mmと比べて一回り以上大きく逞しくなったのがお分かり頂けるでしょうか?あと並べてみると、17.5mmは非球面レンズ採用だから、口許に”ASPHERICAL”って赤字で書いてあるのが目立つね。

画角以外は良くも悪くも25mmと似たフィーリング。ピントリングはぬるりと快く、解放付近は緩く、絞ってくと段々シャープになるクラシカルな味。オーバーインフ気味なのは好き嫌いあるだろうけど、ボディも様々になって来てる訳で、無限遠出ないより万倍マシ。注目の絞りクリックを切る機構は、なんと切り替えリングを半周回すというめんどくさ仕様で、咄嗟の切り替えは無理そう。でもENG的に使ってると、この機構が役に立つこともあるので、これまた無いより嬉しい憎いあんちくしょう。あと25mmは絞ると光源が角張るけど、17.5mmはまるく写る。

さてGH2で実写してみる。クリックでJPEG元画像、いつものようにヘタクソの手持ちなので資料的価値はナッシング、目安としてご覧あれ。まずはこういう画角が欲しかったのね、な図。なんかKさん他顔写っちゃってるけど、公開前提の撮影だったし事後承諾テンキュ-でひとつ。

Party Snap

もちろん最短撮影距離15cmで超明るいから、薄暗い店内で料理撮るのにも好適。ただ、広角故寄るとそれなりにパース強調されるから、画面一杯に撮りたいなら25mmかな。皿まで入れたいならこっち。

Salad

んで良いなと思ったのがクルマ撮る時。以下はビデオからの切り出しだけど、クルマからそんなに離れずに撮れて、それでいてパースが付き過ぎずいい塩梅に撮れる。ギブリにセブリングって何撮って来たんだって?もう少ししたらLTVに上がるから興味ある人は待っててね。

Maserati Ghibli

Maserati Sebring

天気良くなかったけど、晴海埠頭でちょこちょこ撮ってみる。こっからはまたクリックで元画像ね。下の2枚は絞り解放F0.95、ISO160、シャッタースピード1/4000。換算35mmはいちおう広角だと感じる広さでありますね。等倍で見ると結構緩くて、周辺減光なんかも目立ちます。なあにビデオの解像度なら無問題、味のうち。

Harumi Passenger Terminal

Harumi Passenger Terminal

ちょうど停泊してた海自の練習艦で絞りを試す。いずれもISO160で、上からF0.95(シャッタースピード1/4000)、F2(1/1300)、F4(1/500)。周辺減光はF2まで絞れば気にならなくなるけど、それ以上絞ってっても25mmほどはカリカリにならない印象。

F0.95 example

F2 example

F4 example

まあ25mmが好き過ぎたからそう書いてはいるけど、ズームとか使いたくなくなる素晴らしいレンズであることに変わりはない。最後の一枚は、そこらのポールに仮託したけど三脚なしで、深夜チョイ前の真っ暗な江ノ島。F0.95の威力だねえ。

Enoshima at Night

そんな訳で、マイクロフォーサーズ用Nokton持ってない方は、まず25mm試すことをおススメするけど、17.5mmもきっと欲しくなっちゃう一本ですよ。
ほんじゃね。